代々木八幡宮
2016.11.22[ 神社 ]
鎌倉時代に鶴岡八幡宮を勧請して創建・代々木八幡遺跡も見処
代々木八幡宮
鎌倉幕府二代将軍・源頼家の側近の家臣だった荒井外記智明という人が、頼家が暗殺された後に出家し代々木で隠遁生活を送っていたところ、霊夢の中で八幡大神から鏡を授かり、の託宣を受けたことから、鶴岡八幡宮を勧請して創建されました。1212年創建。
当初は社僧が管理する小さな祠だったそうですが、江戸時代に現在地に遷座し社殿等が整備されました。
明治期に代々木村にあった天祖社と白山社が合祀され、主祭神として応神天皇、相殿神として天照大神、白山大神を祀っています。
こんもりと小山のような境内ですが、ここは戦後に発掘調査が行われて縄文時代の住居跡などが発掘されました。これらは「代々木八幡遺跡」と呼ばれ、復元された竪穴式住居を見ることができます。
お詣りした日は夏真っ盛りの頃でしたが、山道を登るような参道には木々が生い繁り、歩を進めるごとに山手通りの喧騒も全く気にならなくなっていきます。拝殿に着くまでに心の準備ができるとても良い空間です。