吉原神社

2019.07.13[ 神社 ]

吉原神社

新吉原遊郭の5つの守護神を合祀して創建された神社 吉原神社

新吉原遊郭の5つの守護神を合祀して創建された「吉原神社」。

1655年(明暦3年)に現在地に移転した「新吉原遊郭」。その守護として、大門に吉徳稲荷社、四隅に榎本稲荷社・明石稲荷社・開運稲荷社・九郎助稲荷社と、5つの神社がお祀りされていました。これらが1872年(明治5年)に合祀され、現在の名称「吉原神社」となりました。

当初は吉徳稲荷社のあった地に祀られていましたが、関東大震災により焼失。1934年(昭和9年)に現在地に遷座しました。この時に花園池にあった吉原弁財天を合祀しました。再建された社殿も先の戦災でまた焼失してしまいますが、戦後に再建されました。

御祭神は、倉稲魂命・市杵島姫命。「浅草名所七福神」のひとつとして、「弁財天」も祀っています。

現在は千束稲荷神社の兼務社となっています。

最寄駅は、東京メトロ日比谷線「入谷」駅、あるいは「三ノ輪」駅。どちらからも徒歩10分ほど。

「お穴様」。『地中の神様で神社の土地をお守りして』いるとのこと。心を込めてお参りすると必ず福が得られると伝わっているそうです。

「逢初桜」。大門付近にあった玄徳稲荷社脇に植えられていた当時、やはり稲荷社脇にあった「駒止松」・吉原の入口にあった「見返り柳」と合わせて「廓の三雅木(くるわのさんがぼく)」として有名だったと云います。現在の桜(枝垂れ桜)は、2012年(平成24年)に植えられたもの。

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