馬場稲荷(横浜市鶴見区馬場)

2019.12.08[ 神社 ]

馬場稲荷(横浜市鶴見区馬場)

寺尾城主五代目馬之丞の逸話が伝わるお稲荷さま 馬場稲荷(横浜市鶴見区馬場)

寺尾城主五代目馬之丞の逸話が伝わる「馬場稲荷(横浜市鶴見区馬場)」。

詳しい創建年代は不明ですが、境内にある案内板には、以下のように記されています。

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もとは寺尾稲荷といい、正一位相模国稲荷大明神ともいう 寺尾城主五代目馬之丞が夢に馬術の信託をうけ祈願成就した稲荷社でそれ以来馬術上達、馬場安全祈願の寺尾稲荷として有名になった。
宝永二年(一七〇五年)旧東海道鶴見村三家に「鶴見神社付近」「馬上安全寺尾稲荷道」の道しるべが建てられた。諏訪坂に道しるべとして「従是寺尾道」と建てられている。
馬場稲荷社近く現在の「東高校」の場に「馬頭観音」があった。奉納絵馬や献灯に、祈願成就の武人の名が残されている。
また馬場稲荷社上には、寺尾城跡地の石碑が建てられている。

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「寺尾城主五代目馬之丞」とは諏訪右馬之助のこと。武田信玄による小田原攻めの際に小田原城の守備に赴いている間に寺尾城は武田軍によって落城、諏訪右馬之助は「三増峠の戦い」後の消息は不明となってしまったようです。

最寄駅は、JR横浜線「大口」駅、あるいは「菊名」駅。どちらからも徒歩だと30分以上かかると思います。

鳥居脇の狛犬(狐?)。かなり崩れてしまっていて、もはや原形をとどめていません。社殿の手前には、真新しいお狐様がいます。

案内板。

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