山田神社

2018.11.20[ 神社 ]

山田神社

新興住宅街に残された小山の山頂に鎮座する神社 山田神社

かつて妙見社があった場所に、明治期に村内の神社を合祀して造られた「山田神社」。

もともとの妙見社は室町時代中期の1445年に創建されたと云われています。1910年(明治43年)に、神明社・諏訪社・八幡社・熱田社・稲荷社・菅神社・熊野社、子社(合計14社)が合祀され、地名をとって「山田神社」に改称されました。合祀された諏訪神社は860年に勧請・創建されたものだそう。

この地(山田)は、平安時代後期には源義朝の家臣だった鎌田正清が所領しており、現在の長津田辺りからこの一帯、および三反田にかけてを治めていたと伝わっています。

現在の御祭神は、大日孁貴尊・高皇産霊神・建御名方神・応神天皇・日本武尊・倉稲魂命・菅丞相霊・伊弉冊尊・大己貴尊。

周囲は港北ニュータウンエリアの拡張によって現在も日々姿を変えていますが、神社のある場所は、今も街を見守るように、古くからの高台(小山)の姿をそのまま残しています。普段は誰も常駐していないようでひっそりとしていますが、少しでも長くこの丘がそのまま残って欲しいなと感じました。

最寄駅は、横浜市営地下鉄グリーンライン「東山田」駅。

大鳥居。まずはこの丘(山?)を登っていきます。

最初の石段を登った後も、参道は延々と続きます。

大鳥居から数えると、4つ目の鳥居でしょうか?その先に、ようやく拝殿が見えてきます。

頂上に聳える社殿。

御由緒が刻まれた石碑。

神仏習合時代の名残?こんなものも残っています。

境内社の跡かと思ったのですが、、人形が祀られている?!

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