八雲氷川神社
2019.12.18[ 神社 ]
旧衾村の鎮守として祀られてきた古社
八雲氷川神社
旧衾村の鎮守として祀られてきた「八雲氷川神社」。
創建年代は不明ですが、8世紀初頭(飛鳥時代)創建という説もあるほど古い神社だと云われています。江戸時代には氷川社と称し、旧衾村の鎮守でした。
目黒区教育委員会の案内板には、以下のように記されています。
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旧衾村の鎮守で、祭神は素戔嗚尊、稲田姫命、大己貴命の3柱です。
創建の年代は詳らかではありませんが、内陣に文化14年(1817)奉納の記載があり、また社殿の改築が安政2年(1855)に行われているところからみて、かなり古いことがわかります。
祭礼は、毎年1月、5月、9月に行われますが、特に9月には神楽殿で素戔嗚尊の”八岐の大蛇退治の物語”を表現している「剣の舞」が奉納されます。
約200年の昔から伝わる古式豊かな舞で、太鼓、笛、大拍子に合わせて、一人の人が舞う美しいものです。
この神社は昔から「癪封じの神」として広く信仰され、遠く下総や相模からも参詣人がつめかけ、栄えた神社です。
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御祭神は、素戔嗚尊・大己貴命・稲田姫命。
最寄駅は、東急東横線「都立大学」駅。徒歩5分ほど。
一ノ鳥居。
ニノ鳥居。
拝殿前の鳥居。
拝殿。
拝殿に掲げられた扁額。
奥ノ宮。祀られているのは、倉稲魂命と、足名槌命・手名槌命(稲田姫の両親)。
御神木のアカガシの根株。このアカガシを削り煎じて飲むと咳や腹痛が治ると云われ、「癪封じの神」として崇められていたそう。