箭弓稲荷神社(台東区上野)

2025.10.11[ 神社 ]

箭弓稲荷神社(台東区上野)

大名屋敷にお祀りされていた稲荷社が起源 箭弓稲荷神社(台東区上野)

伊勢亀山藩石川家の屋敷内にお祀りされていた稲荷社が起源の「箭弓稲荷神社(台東区上野)」。

江戸時代に伊勢亀山藩石川家の屋敷内にお祀りされていた稲荷社(通称銀杏稲荷)が起源と云います。しかし廃藩置県により屋敷はなくなり、神社も放置されていたそう。しかしその後、武州箭弓稲荷神社(埼玉県にある箭弓稲荷神社)の御分霊を受け改めてお祀りされるようになりました。

境内に掲げられている『箭弓稲荷神社御縁起』内『御由緒』には、以下のように記されています。

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鎮座の年月、由緒は不等ですが往古より石川主殿頭成之の屋敷内に鎮座して徳川家光公よりイチョウの木を拝領し後「銀杏稲荷」と云われていました。
明治の初期廃藩置県により此の地は民家に移り神社は放置されましたがその後故松山治郎吉氏が武州箭弓稲荷神社より御分社を受けお祀りするに至りました。
大正十二年九月関東大震災により神社御神木(幹廻り九尺五寸高さ十四間)は類焼しましたのでその一部を以って御神体を彫刻し残りの木を資材として原社殿を御造営致しました。
昭和五十四年五月再建五十周年を記念して修復され現在に至っております。
当神社は特に火伏と商売繁昌の神として古来より有名です。

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御祭神は、宇迦御魂神。

最寄駅は、東京メトロ千代田線「湯島」駅。

通りの向かい側から見た外観。

入口のお狐様。

御由緒板。

鳥居の先の眺め。建物の1階部分を通ります。

社殿。

ビルに囲まれていますが、社殿の上は吹き抜けの状態になっています。

社殿前からの入口方向の眺め。

MAP

東京都台東区上野1丁目14−1

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