鶴ヶ窪弁財天(世田谷区野沢)
2021.12.26[ 神社 ]
徳川吉宗の逸話が伝わる弁天さま
鶴ヶ窪弁財天(世田谷区野沢)
徳川吉宗の逸話が伝わる弁天さま「鶴ヶ窪弁財天(世田谷区野沢)」。
徳川八代将軍吉宗が、目黒の鷹場で狩りをしていた際、鶴を見つけ、追ってこの地まできました。そして窪地の湧水で喉の渇きを癒している間に鶴に逃げられてしまうのですが、これを啓示と受け取り深追いをやめたと云います。そしてこの地を鶴ヶ窪と名付け、弁財天を祀ったと伝わっています。
実はこちらの公園、少し前にも来たのですが、その時は改修工事中でした。現在は工事も終わり、市民の憩いの場となっています。
最寄駅は、東急田園都市線「駒沢大学」駅。徒歩約10分ちょっと。
鶴ヶ窪公園は野沢稲荷神社の裏手にあるのですが、神社のあたりを先頭に谷が形成されているのがわかります。かつてはかなり大きな池だったそうで、この湧水はかつては蛇崩川に流れ込んでいました。
『鶴ヶ久保公園の湧水について』案内板。
整備された池。
池の畔に建つ弁財天。
MAP
東京都世田谷区野沢2丁目4−6