津田山辯財天

2019.05.16[ 神社 ]

津田山辯財天

旱魃から村を救った話が今に伝わる弁天さま 津田山辯財天

旱魃から村を救った話が今に伝わる弁天さま「津田山辯財天」。

創建年代は不明です。1913年(大正2年)の旱魃の際、こちらの弁財天で祈願をしたところ、雨が降り草木が蘇ったそうです。

祠の脇にある「古社辯財天」という石碑には、以下のように記されています。

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大正二年八月大旱渇水穀草果木殆ンド将ニ枯死セントシ農家ノ憂慮言語ニ絶ス菲徳未義其状ヲ見テ愁惧ニ堪ヘズ猛然意ヲ決シテ此窟中ニ入リ断食三晝夜千巻ノ経文ヲ誦シ丹悃ヲ傾ケテ至心雨ヲ祈ル其結願ノ日誦経将ニ盡キントスル時晴天忽然一団の雲ヲ生ジ轟雷段々沛然大雨ヲ降ラス草木蔦メニ蘇生シ人々称躍相慶ス霊験ノ顕著ナル唯惶懼スルノミ茲ニ奉謝ノ微意ヲ致サンガ為メ謹ミテ此碑ヲ建立スト云爾
維時大正二年八月吉祥日 當 祈開山◯村謹◯ 三田末義  (※◯は不明)

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最寄駅は、JR南武線「津田山」駅、あるいは、JR南武線「武蔵溝ノ口」駅、東急田園都市線「溝の口」駅。

鳥居。

社標。

大正期の経緯の記された「古社辯財天」碑。

右側の石宮については、残念ながらわかりませんでした。。

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