豊栄稲荷神社

2016.12.27[ 神社 ]

豊栄稲荷神社

かつて渋谷城を守っていたお稲荷様が起源 豊栄稲荷神社

鎌倉時代に渋谷高重によって創建された「堀ノ外稲荷」が始まり。

渋谷城の自然壕として使われた渋谷川の川辺にあったことから「堀ノ外稲荷」と呼ばれ、その後「田中稲荷神社」と改称したそう。

戦後に、かつて猿楽町にあった但馬国豊岡藩の下屋敷に祀られ、その後道玄坂に祀られていた「豊澤稲荷神社」が合祀され、さらに近年の渋谷エリアの拡張に伴い、昭和36年に現在の金王八幡宮横に遷座。「豊栄稲荷神社」(とよさかいなりじんじゃ)と改められました。

渋谷駅東口のそばにある「稲荷橋」は、田中稲荷神社に行くための参道だったのだろとう思われます。今は橋の名前だけ残っている感じですね。

御朱印は隣の金王八幡宮の社務所でいただけますし、その金王八幡宮が本当に「隣」になるので境内末社かと思ってしまうほどですが、御由緒は別。実際こちらも金王八幡宮に負けない?くらいの立派なお稲荷さんです。無理やり移動させられた経緯を持つのですが、それでも存続しているのは地元の方々の篤い信仰と御神徳があってこそ。渋谷に縁のある方は金王八幡宮とともにこちらもお詣りされてはいかがでしょうか。

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