高輪神社

2017.04.10[ 神社 ]

高輪神社

室町時代に「稲荷社」として創建された高輪総鎮守 高輪神社

室町時代に「稲荷社」として創建された高輪総鎮守「高輪神社」。江戸後期の火災により社殿を焼失したものの、明治期に再建されました。なお、現在の社殿は昭和55年に再建されたものだそう。昭和に入り現在の「高輪神社」に改称されました。

「高輪」は江戸初期にできた村で、それまでは「高縄原」と呼ばれ、後北条氏と扇谷上杉氏による「高縄原の戦い」があった地でもあります。

もともと境内にあった「庚申堂」が猿田彦神社として境内末社になり、また近隣にあった「八幡神社」を合祀したことで、現在のご祭神は宇迦御魂神、相殿に誉田別命、猿田彦神が祀られています。

最寄駅は都営浅草線「泉岳寺」駅。徒歩5分ほど。旧東海道、現在の第一京浜沿いにあります。浅草線沿線の神社による「東京福めぐり」企画の中の一社。専用の台紙は豪華な風合いで心唆られます。

社殿は新しいのですが、鳥居と狛犬は江戸時代のものが現存しています。

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