立川第六天神社(立川市錦町)
2024.08.28[ 神社 ]
16世紀末創建・下立川の鎮守「立川第六天神社(立川市錦町)」。
織豊時代の1593年(文禄2年)の創建と伝えられ、下立川集落の鎮守としてお祀りされています。
境内に掲げられている御由緒板には、以下のように記されています。
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古典に依れば、二柱の御祭神は神代七代(国土形成に活躍された神々)の第六代目に当ることから、第六天と称される男女二神で、伊勢に鎮座する天照大神の御祖父母神に当らせられます。
古来、淤母陀琉命は知恵と思慮深き神、阿夜訶志古泥命は美貌の神として、亦、倶に円満招福の祖神と仰がれて、その御神徳は洵に宏大無邉と申されております。
多摩川の清流を望む此の地に重鎮する当第六天神社は文禄二年二月十日(一五九三年)崇敬の念、厚き人々により創建されたと伝へられております。爾来四百年、第二次大戦前後の混乱期に於ても氏子一同の崇敬の心、聊も変る事無く今日に致りました.。
現在の社殿は故板谷信一郎氏 故加藤銀之助氏 故関仙吉氏 故小川松五郎氏 故井上吉之助氏 故小堺良蔵氏 故板谷比佐吉氏 故小川政好氏 故中島豊足氏 故松村長次郎氏 故西村豊氏 等の方々が発起人となり、棟梁故堀江卯之助氏、工費八百余円也を費し昭和十年三月十五日完成致しました。昭和四十七年神社庁に登録、併せて所有地を登記し茲に宗教法人として名実共に備り整った次第です。
昭和六十年八月親和会公会堂の落成を機に社殿修復の議が諮られ同年十一月総工費二百十八万壱千余円也(親和会特別会計より支出)を以って竣工、同月吉日を卜して落成奉祝の大祭が盛大に斉行されました。
平成五年二月十日恰も鎮座満四百年の四百年の意義深き日を迎えるに当たり第六天神社の御神徳を敬ひ奉る氏子一同の末永き繁栄をひたすら祈念し茲に御由緒記を建立し後世に伝へる次第です。
平成五年二月十日
第六天神社崇敬会
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御祭神は、淤母陀琉命・阿夜訶志古泥命。
現在は立川の諏訪神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、多摩都市モノレール「柴崎体育館」駅。徒歩約7・8分ほどでしょうか。
神社があるのは、立川市錦公園内。
公園の奥に鳥居が見えます。
鳥居正面から。
鳥居の扁額。
拝殿。
御由緒板。
境内社。手前(左)から金刀比羅神社・榛名神社・大六天神社・稲荷神社がお祀りされています。
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東京都立川市錦町5丁目9