洲崎大神

2017.03.24[ 神社 ]

洲崎大神

源頼朝が安房国一ノ宮「安房神社」を勧請して創建されたと伝わる古社 洲崎大神

1191年、源頼朝が安房国一ノ宮「安房神社」の御分霊を勧請して創建されたと伝わる「洲崎大神(すさきおおかみ)」。

石橋山の合戦で敗走し安房に逃れついた後、改めて挙兵する際に、源頼朝は館山の洲崎神社で祈願したと伝えられています。その後に源頼朝は鎌倉幕府を創設。この神社が当時幕府直轄で手厚く保護されたというのも、そういった経緯を知れば頷けます。

境内の前の通りは旧東海道。鳥居を出て参道をまっすぐ南に進み、現在の第一京浜に突き当たるあたりが江戸時代の船着場だったそう。しかし明治に入り真っ先に埋め立てが始まりました。現在は当時の面影を探すのは難しいくらい近代的に発展しているエリアですね。東京・横浜ともに湾岸部の発展は凄まじい、の一言に尽きます。。

関東大震災で焼失したものの昭和5年に再建。現在の社殿もこの時に再建されたものです。

御祭神は天太玉命、天比理刀売命。相殿に素盞男命、大山咋命を祀っています。

最寄駅は京浜急行本線「神奈川」駅。徒歩3分ほどでしょうか。横浜駅からですと徒歩10分ほどで着きます。

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