水神社(文京区目白台)

2018.09.19[ 神社 ]

神田上水・関口水門の守護神として祀られた水神さま 水神社(文京区目白台)

神田上水・関口水門の守護神として祀られた「水神社(文京区目白台)」。

言い伝えによると「水神が八幡宮社司の夢枕に立ち、『我水伯(水神)なり、我をこの地に祀らば堰の守護神となり、村民を始め江戸町ことごとく安泰なり。』と告げた」ことから、祀られるようになったそうです。神田上水は1590年に徳川家康の命により大久保藤五郎(主水)が開いたと云われていますので、16世紀末〜17世紀初めの創建かと思われます。

ここで語られている「八幡宮」とは、かつてこの地にあった「椿山八幡宮」のことと思わます。しかし椿山八幡宮はなくなり、明治以降は関口八幡宮(現在の正八幡神社)の附属社となりました。

ネットの情報によると、現在の御祭神は、速秋津彦命・速秋津姫命・応神天皇。なくなってしまった八幡さまを合祀しているのかもしれませんね。

江戸時代には、この上水の恩恵を受けた、神田〜日本橋方面の人々の参詣が多かったと云われています。

と、ここまではネットでも検索できる情報ですが、、実際に神田川側から石段を登って社殿を前にすると、なんとも言えない「神々しさ」というか、周りの空気が鳥居の外側と違うことを存分に感じることができます。やはり神社巡りは「お詣りしてこそ意味がある」のだと感じさせてくれる、素敵なスポットでした。

最寄駅は、都電荒川線「早稲田」停留場。あるいは、東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅。

神田川沿いの道路のそばにある鳥居。

御由緒の書かれた案内板。

鳥居に掲げられた扁額には「水神神社」と書かれています。

写真右奥(胸突坂の途中)からも入れますが、やはり石段下の鳥居からお詣りすることをお勧めします。

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