下谷戸神明社(横浜市鶴見区獅子ケ谷)

2020.01.17[ 神社 ]

下谷戸神明社(横浜市鶴見区獅子ケ谷)

かつて獅子ヶ谷村の総鎮守として祀られていた神社 下谷戸神明社(横浜市鶴見区獅子ケ谷)

かつて獅子ヶ谷村の総鎮守として祀られていた「下谷戸神明社(横浜市鶴見区獅子ケ谷)」。

1362年(貞治元年)の創建と伝わっており、当時は獅子ヶ谷村の総鎮守として祀られていたと云います。

境内にある石碑「神明社誌」の「由緒沿革」には、以下のように記されています。

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当社は、新編武蔵風土記稿に「相伝う古は村の総鎮守なりしか、後上村に神明を勧請して鎮守とせしより当社は下村のみの鎮守となれり。社は二間に三間、前に木の鳥居があり、例祭八月十二日、光明寺持」と記されている。
本社殿は、平成二十二年八月(二〇一〇年)御造営する際、本殿の中から古い棟札を発見。総鎮守である師岡の熊野神社の石川宮司に解読を依頼した。それによると、旧社殿は貞治元年(一三六二年)に創建、文政三年(一八二〇年)足かけ四五九年を経て再建されたことが判明 爾来、屋根や社殿の内外の修理・補修を経て、昭和二十八年(一九五三年)宗教法人神明社が設立された。平成二十二年十二月、氏子の赤誠を集めて本殿遷座祭を執行、一九〇年振りに造営事業を完遂し社頭の面目を一新した。そして今般、平成二十四年九月吉日をもって境内整備事業を実施し、御神威の更なる発揚を願った。
ここに遡ること六五〇年もの古昔より、獅子ヶ谷下郷の鎮守として地域住民をお守り下さる神明様の御神徳を景仰し報謝すると共に、参拝を頂いた氏子・崇敬者の皆様の益々の御多幸を祈念申し上げる。

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御祭神は、天照大神。

最寄駅は、東急東横線「大倉山」駅。

参道と社標。参道には、枝垂れ桜が植えられています。

御由緒の刻まれた「神明社誌」碑。

参道中ほどにある鳥居。

社殿は参道の先のこの石段を登って左手にあります。

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