小田急豊川稲荷
2020.01.09[ 神社 ]
小田急百貨店新宿店の屋上に鎮座しているお稲荷さま
小田急豊川稲荷
小田急百貨店新宿店の屋上に鎮座している「小田急豊川稲荷」。
創建は、1967年(昭和42年)。小田急百貨店新宿店ができた年に豊川稲荷の御分霊を勧請し創建されました。
「小田急豊川稲荷奉祀の由来」と書かれた案内板には、以下のように記されています。
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小田急豊川稲荷奉祀の由来
小田急が、東京都の新宿副都心建設計画の一環として計画した新宿西口整備事業は、昭和四十二年十一月、本事業の中核である小田急新宿駅ビルの竣工をもつて、着工以来七年余の歳月と、総工費約百五十億円を投じて完成した。
ここにおいて、駅ビルを本館として営業する小田急百貨店は、その繁栄と社会の福祉を祈念するに当り、守護の善神として、豊川稲荷の分霊を奉祀することとした。
そもそも、豊川稲荷 吒枳尼真天は、護法福徳の霊神として奉祀せられ、その本山は、三州豊川の豊川閣妙嚴寺である。豊川閣は七百有余年の昔、人皇八十四代順徳天皇第三皇子である寒嚴義尹禅師の御感見に依り、豊川吒枳尼真天をお祀りした名刹で、広く庶民信仰の中心となって、今日に及んでいる。
ここに、昭和四十二年十一月十五日の吉辰を卜し、豊川閣妙嚴寺に請うて、その分霊神を拝請し、かつ、豊川閣第三十二世貫主 福山忍裳師を迎え、小田急百貨店取締役社長 安藤楢六他、関係者一同相集い、この地に奉安して、遷座の式を行う。
昭和四十二年十一月十五日
謹白
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最寄駅は、もちろん各線「新宿」駅。小田急百貨店新宿店13階の片隅に鎮座しています。