下末吉愛宕神社
2020.10.12[ 神社 ]
下末吉・愛宕山の頂上に鎮座する神社
下末吉愛宕神社
下末吉・愛宕山の頂上に鎮座する「下末吉愛宕神社」。
創建年代は不明ですが、江戸時代には下末吉村の鎮守として祀られていたと云います。もともとは低地に祀られていたそうですが、水害によって流されてしまった後、もともと神明社のあった山の上に遷されました。
境内の石碑にある「由緒概要」には、以下のように記されています(一部抜粋)。
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当神社は下末吉の鎮守として石磴石百四十級を登りたる愛宕山頂に鎮座す 往古は俗称土浮除地十二歩の地に祀らる 嘗て峻厳なる幕吏農民を虐ぐること甚だしく災害亦相続きしかば農民災害を除き且は良改希ふため日夜社頭に祈願を籠むるもの多かりき誠意感応してか天災も絶え五穀豊穣幕吏も更迭して稀に見る良吏の巡視を得て一村漸く安堵するに至れり 時の名主横山四郎兵衛氏率先盛大なる遷座祭をこの地に行い八月二十四日を以て年々この祭典を厳修し且つ年々豊凶に不拘御神楽の奉奏を缺かず敬神崇祖の範を永く後世に垂れらる
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御祭神は、火軻遇突智命。
現在は女躰大神の兼務社となっているようです。
最寄駅は、JR京浜東北線「鶴見」駅。徒歩15〜20分ほど。
一ノ鳥居は、山の麓・現在は住宅街の中にあります。
住宅街の道路を挟んで、石段は続きます。
山頂の鳥居と社殿。