瀬田玉川神社(世田谷区瀬田)
2021.10.31[ 神社 ]
戦国時代創建・大山街道沿いに鎮座する御嶽社
瀬田玉川神社(世田谷区瀬田)
戦国時代創建・大山街道沿いに鎮座する「瀬田玉川神社(世田谷区瀬田)」。
戦国時代の永禄年間に「御嶽神社」として創建され、江戸時代初期の1626年(寛永3年)に現在地に社殿を造営したと伝わっています。明治期に村社となり、その後の一村一社政策による合祀の際に現在の「玉川神社」に改称されました。
神社頒布の『神社の歴史』には、以下のように記されています。
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明治十八年に役所に提出した旧社名「御嶽神社」の書類には、その由緒として、「戦国時代の永禄年中(一五五八〜七〇)に、この村の下屋敷に勧請し、その後、寛永三年(一六二六)、瀧ヶ谷に長崎四郎右衛門嘉国が寄付をして遷宮した」とあります。
また、当社に保存する棟札には、元禄八年(一六九五)九月、長崎四郎左衛門嘉満、又四郎嘉包が、子孫の長久繁栄を祈願して、拝殿一宇(棟)を造営したと記録されています。
明治四十一年には、在郷の小社数祠を合祀して、同年四月一日従前の御社号、御嶽神社を地名により「玉川神社」と改称しました。
大正三年に社殿を改築し、同十二年には関東大震災の被害を受けて補修が行われました。
昭和四十一年九月、台風二十六号の猛襲を受け、境内の樹齢七~八百年の東京都指定天然記念物の赤松が惜しくも倒れ、これを契機に社殿並びに社務所の新築に取りかかり、同四十三年十一月に完成を見ました。
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現在の御祭神は、日本武尊・大己貴命・少彦名命。
最寄駅は、東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅。徒歩約15分ほど。
入口の鳥居と社標。
石段は数段階に分かれて上へと続いています。
境内の様子。
拝殿。
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東京都世田谷区瀬田4丁目11−31