千束八幡神社
2019.06.08[ 神社 ]
洗足池の辺りに鎮座する「旗挙げ八幡」
千束八幡神社
洗足池の辺りに鎮座する八幡さま「千束八幡神社」。
創建は860年(貞観2年)。宇佐八幡から勧請され、武蔵国荏原郡千束郷の総鎮守として創建されました。後三年の役の際には、源義家がここで戦勝祈願を行ったと伝えられ、このことに因み「旗挙げ八幡」とも呼ばれています。
また1180年(治承4年)には、安房国から鎌倉へ向かう途中の源頼朝がこの地で宿営した際に、「池に映る月のような姿のたくましい野生馬」が現れ、これを捕らえて軍馬としたという話が伝わっています。これが「池月」(生月・生喰とも)伝説です。境内には池月の像が設置されています。
御祭神は、品陀和気命。
最寄駅は、東急池上線「洗足池」駅。徒歩約5分ほど。あるいは、東急目黒線・東急大井町線「大岡山」駅から、徒歩約10分ほど。
一ノ鳥居。朱色の両部鳥居です。その先には社殿へと続く参道の前に建つ鳥居が見えます。
御由緒の刻まれた石碑。
境内社の神明宮。天照大神・伊邪那美命(三峯神社)・大山津見命(大山阿夫利神社)・猿田彦命(道祖神)・菅原道真命(天神社)が合祀されています。
そのお隣にある、境内社の稲荷社。
「池月之像」。
「池月発祥伝説の由来」案内板。