橋戸稲荷神社(足立区千住橋戸町)
2025.07.02[ 神社 ]
千住の渡し場にお祀りされた古社
橋戸稲荷神社(足立区千住橋戸町)
平安時代初期に創建された古社「橋戸稲荷神社(足立区千住橋戸町)」。
924年(延長4年)に、千住の渡し場に造られた祠が起源と伝えられています。その後1490年(延徳2年)に本殿が造られました。江戸時代には掃部宿橋戸町の鎮守としてお祀りされていました。
神社頒布の栞内『橋戸稲荷神社縁起』には、以下のように記されています。
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この社は延長四年(九二六)に創建された千住では歴史の古い神社である 初めは千住の渡し場のほとりの小高い丘に小さな社が造られ、土地の開拓民や荒川の上流から江戸に荷物を運ぶ船頭達の信仰を集めた
祭神 倉稲魂命 と稱し 本殿は延徳二年(一四九〇)拝殿は文久二年(一八六二)に建立された 現在の本殿は土蔵造りで扉を開くと左右に伊豆長八作の雌雄二匹の狐と稲穂の漆喰の彫刻が見られる
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上記の通り、御祭神は倉稲魂命。
最寄駅は、京成電鉄本線「千住大橋」駅。徒歩約5分ほど。各線「北千住」駅も徒歩圏です。
神社外観。
境内の様子。右側に見える建物は、橋戸町会館。
手水舎。
拝殿前のお狐様。
拝殿。
土蔵造りの本殿(の覆屋)。
境内社。
MAP
東京都足立区千住橋戸町25