不動院豊川吒枳尼真天(足立区千住)
2025.08.07[ 神社 ]
不動院の境内にお祀りされている稲荷祠
不動院豊川吒枳尼真天(足立区千住)
千住・不動院の境内にお祀りされている「不動院豊川吒枳尼真天(足立区千住)」。
不動院は、鎌倉時代末期の1332年(元弘2年)に開山されたと伝わっています。江戸時代には白幡八幡神社の別当を務めていました。
その境内にお祀りされているのが、こちらのお稲荷さま。
不動院については、足立区教育委員会による案内板に以下のように記されています。
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当寺の本尊は不勤明王である。元弘二年(一三三二)秀天上人の開山という。
もと吉祥院の末寺で、白幡八幡社の別当と伝えられている。
墓域に、正面「南無阿弥陀仏」、右側面に「藝州」と大書した大きい供養塔がある。これは明治維新の際、千住口から戊辰戦争に従軍した芸州藩の軍夫、従属者のうち、千住近在から参加した者の戦死者を永代供養したものである。
また、川魚料理人の人たちが、魚類の冥福を祈るために建立した庖丁塚の碑がある。
本寺は、千住宿の問屋場に逝いところから宿場関係の人々の墓石が多い。明治九年(一八七六)六月二目、明治天皇東北巡幸のとき御休憩所になった中田屋の墓、千住宿旅籠屋一同が万延元年(一八六〇)に建てた遊女の無縁塔などがある。
平成六年三月
東京都足立区教育委員会
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最寄駅は、各線「北千住」駅。
不動院の山門。
不動院の本堂。
こちらが豊川吒枳尼真天祠。
社殿近影。
不動院境内の庚申塔。
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東京都足立区千住1丁目2