九頭龍神社(多摩市関戸)
2022.07.04[ 神社 ]
水難除け・虫歯平癒のご利益があると伝わる神社
九頭龍神社(多摩市関戸)
水難除け・虫歯平癒のご利益があると伝わる「九頭龍神社(多摩市関戸)」。
創建年代は不明ですが、かつて多摩川の洪水があった際に「九つの頭を持つ龍のようなもの」が流れ着き、それを御神体として祀ったのが起源だと伝わっています。現在地には、1983年(昭和58年)に遷座しました。
関戸熊野神社による案内板には、御由緒について以下のように記されています。
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中世のある大洪水の折、川上から関戸大河原の地に九つの頭を持つ龍のようなものが流れ着き、それを御神体として奉斎したのが始まりと伝えられています。
古くから多摩川の洪水、氾濫の際にも当社が水没することはなかったことから、多摩川の水神として近郷の崇拝を集めています。
また、当社は子供の虫歯を和らげる御神徳があるとして崇拝され、祈願のお礼参りには山の萩を束ねて供えたと伝えられています。なお、龍に似た赤い兜をかぶった白蛇がしばしば境内に現れたとの言い伝えもあります。
※現社殿は、昭和50年代に聖蹟桜ヶ丘周辺地域の区画整理事業により、かって鎮座地であった関戸二丁目大河原(現社殿より北に約150m)から遷座したもので、正面鳥居(昭和5年建立)はその鎮座地より移設しました。
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現在は関戸熊野神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅。徒歩約3・4分ほど。
MAP
東京都多摩市関戸4丁目19−2