里の稲荷神社(調布市佐須町)
2024.08.03[ 神社 ]
古くから地域で信仰されているお稲荷さま
里の稲荷神社(調布市佐須町)
田畑と国分寺崖線の境に鎮座しているお稲荷さま「里の稲荷神社(調布市佐須町)」。
創建年代は不明ですが、地元では「樫の木稲荷」とも呼ばれ、虎狛神社の氏子によってお祀りされてきたと伝わっています。琥珀神社にある1928年(文政11年)に造られた石碑にも記述があるということから、遅くとも江戸時代後期には既にこの地にお祀りされていたものと思われます。
明治期に琥珀神社に合祀されたのですが、1942年(昭和17年)に元の場所へ還座しました。これについては、1)稲荷と周辺の山林・田畑を売ったところ凶作となり、稲荷の祟りという噂が立ったので元の場所に戻した2)虎狛神社に合祀した後に村で悪い事が事が立て続けに起こり、稲荷が元の場所に戻りたがっているのではという話になり、元の場所へ戻した、という逸話があるそうです。
現在の御祭神は、倉稲魂命。
最寄駅は、京王電鉄京王線「国領」駅、あるいは「柴崎」駅。
正面に見えるのが、国分寺崖線の林。
斜面を少し登ったところにあります。
境内入口にある鳥居。
境内の風景。
社殿。
社殿前のお狐様。
MAP
東京都調布市佐須町5丁目28−1