一之宮八幡大神(寒川町一之宮)

2024.10.21[ 神社 ]

江戸時代中期創建・一之宮の総鎮守 一之宮八幡大神(寒川町一之宮)

江戸時代中期創建・一之宮の総鎮守「一之宮八幡大神(寒川町一之宮)」。

江戸時代中期の1697年(元禄10年)に創建されたと伝わっています(他にも諸説あるようです)。古くから一之宮の総鎮守としてお祀りされてきました。また明治期には近隣の琴平社・天神社、および境内社だった荒神社・稲荷社を合祀しました。

境内の御由緒板内『由緒』には、以下のように記されています。

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元禄十(一六九七)年八月の創立と伝えるが、平安時代の和名抄に「佐牟河波伊知乃三夜牟良(さむかわいちのみやむら)」と記されていることから、古くより奉祀されていたと推定される。爾来武門・上下の尊崇をうけ、明治元年の神仏分離令により妙光寺持より村持となり、社格制度制定により同六年、村社に列せられる。更に村内の数社を合せ祀り、一之宮の氏神様としての姿を整える。
大正十二年、関東大震災により建物一切倒壊するが、同十五年、本殿他を再建す。昭和二十年の終戦により宗教法人となる。同五十九年、境内整備事業により社殿の改修、神楽殿・社務所の新築を奉行する。平成二十一年一月二十一日、明治の御代に合祀されてより正に百年目のに当たる吉き日に八幡大神に縁深き氏子等参列のもと、合祀百周年記念奉告祭が斎行された。
八月一日例祭。宵宮に氏子三町より奉納される屋台巡行は、明治より連綿と受け継がれ、殷賑を極める。

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御祭神は、誉田別尊・大日孁貴神・稲倉魂命・大山咋命・奥津比古命・奥津比女命・大雀命・菅原天神。

最寄駅は、JR相模線「寒川」駅。

神社外観。手前の通りは、田村通り大山道。一之宮は、寒川神社の門前町であるとともに、大山街道と中原街道が通る場所でもあり宿場町としても栄えたそうです。

正面の大鳥居。

やや長い参道の先に、境内があります。

境内前の鳥居。

手水舎と、御由緒板。

社殿。

社殿前の狛犬。

境内社の稲荷社。

境内の石塔群。

MAP

神奈川県高座郡寒川町一之宮1丁目21−10

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