鮫洲八幡神社
2017.10.16[ 神社 ]
「御菜肴八ヶ浦」のひとつとして発展した御林町の鎮守神
鮫洲八幡神社
旧大井村御林町の鎮守として創建されたと伝わる「鮫洲八幡神社」。
創建年代は不明ですが、江戸初期に幕府直轄の林(御林・おはやし)を開闢し御林町ができた時から、街の鎮守神として崇められてきたそうです。御林町(おはやしまち)は、幕府に海産物を納入する「御菜肴(おさいさかな)八ヶ浦」のひとつとして、漁師町として発展したそうです。江戸期には「御林八幡宮」と称していました。
御祭神は、誉田別尊、気長足姫尊、伊装諾尊、伊装冉尊。伊装諾尊、伊装冉尊は、昭和初期に白山神社が合祀されたことによります。
現在の社殿は、昭和47年(1972年)に再建されました。
かつて参道が東海道に面していたこともあるのか、都心にありながらも往時を偲ばせる、心地よい雰囲気の神社です。
最寄駅は京浜急行本線「鮫洲」駅。駅からすぐ。
境内末社の出世稲荷神社。
境内末社の漁呉玉(なごたま)神社。御祭神は綿津見神。
境内末社の厳島神社。
厳島神社(奥)手前の池。
大鳥居。この道を戻ると、旧東海道に突き当たります。