相模原氷川神社(相模原市中央区清新)
2023.12.01[ 神社 ]
「清兵衛新田」の鎮守として祀られていた氷川社
相模原氷川神社(相模原市中央区清新)
徳川幕府最後の開墾地「清兵衛新田」の鎮守として祀られていた「相模原氷川神社(相模原市中央区清新)」。
1843年(天保14年)、小山村の豪農・原清兵衛光保がこの地を開墾するに当たり、南多摩郡上椚田村(現在の現在の八王子市)の村社(高尾の総鎮守)だった氷川神社の御分霊を勧請して創建されました。この「清兵衛新田」は、徳川幕府最後の開墾地と云われています。そもそも住所の「清新」って、「清兵衛新田」に由来するんですね。多摩川より西側にある数少ない「氷川神社」のひとつです。
境内にある相模原市 相模原市観光協会による案内板には、以下のように記されています。
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この神社は、天保14年(1843年)に小山村の豪農、原清兵衛光保(はらせいべいみつやす)が新田開発をするにあたって高尾山の氷川神社から分霊を受け、ここに鎮守の神として創建したものです。
安政3年(1856年)の検地では、49人の入植者と開発面積205町7反9余、石高420石2斗余が記録されています。
また、本殿は相原にあった「外の御前社(そとのごぜんしゃ)」を神意により移築したものと伝えられています。境内にある「開墾記念碑」は、清兵衛新田入植者の偉業について記されていますが、書は第15代将軍徳川慶喜(とくがわよしのぶ)によるものです。
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御祭神は、素戔嗚尊。
最寄駅は、JR横浜線「相模原」駅。徒歩約10分ほど。
神社外観。
正面の鳥居。
拝殿へ進む参道の脇には風車が。
拝殿。
拝殿前の狛犬。
手水舎。
境内社の福徳稲荷大神。
安産子育地蔵尊。新田開発当時の人々が1847年(弘化3年)に建てたもの。
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MAP
神奈川県相模原市中央区清新4-1-5