王森稲荷神社

2020.04.13[ 神社 ]

王森稲荷神社

古くから大森美原の内川耕地に祀られていたと伝わる神社 王森稲荷神社

古くから内川耕地に祀られていたと伝わる「王森稲荷神社」。

創建年代は不明ですが、天保年間には既にこの地に鎮座しており、当時豊作祈願をしたことが伝わっています。天保と言えば数年にわたり「天保の大飢饉」がありました。その当時は小祠だったそう。

境内にある御由緒板「王森稲荷神社傳記」には、以下のように記されています。

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当社社記に依れば天保年間武蔵國六郷領東大森美原の里内川の耕地に貝塚あり松欅茂れる処に小祠あり王森稲荷神社と称し諸人奉斎せしが此の頃農作物不作に悩める住民集まりて当社に豊作の祈願をなしたるところ其の後年々五穀豊穣となり土地大いに賑えり依って諸人の神徳を崇め五穀豊穣の神として不入斗村鈴ヶ森の神主森田左京衛に依頼し社殿を建立し一層崇敬の念を深める。
之当社の起源にして其の後この地益々発展するに及び境内の拡張整備を行う。
当初の社殿は戦災にて焼失其の後仮の社殿であったが昭和四拾四年十二月七日崇敬者の奉賛に依って再建遷宮式を行う。

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御祭神は、倉稲魂命。

最寄駅は、京浜急行本線「平和島」駅。徒歩3・4分ほど。

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