住好稲荷社(文京区大塚)
2025.09.27[ 神社 ]
桑名藩松平家の下屋敷にお祀りされていた稲荷社が起源
住好稲荷社(文京区大塚)
桑名藩松平家の下屋敷にお祀りされていた稲荷社が起源と伝わる「住好稲荷社(文京区大塚)」。
大塚公園内にお祀りされています。ここは江戸時代に桑名藩松平家の下屋敷(抱屋敷)があった場所で、そこにお祀りされていた稲荷社が起源と伝わっています。明治になりしばらくの間荒廃していたようですが、1910年(明治43年)に地元の方々によって再興されました。
境内にある『由緒書』には、以下のように記されています。
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御祭神
宇加之御魂大神
豊川荼枳尼天
住好稲荷権現
御創建
明治四十三年六月
当社は松平家の下屋敷邸内社として鎮座されしもので久蔦作左衛門之を祀る
当地は澁澤榮一市長の時市の所有となり社も残置され戦後は文京区の管理に移り荒廃せるも地元崇敬者相集い勧請し之を継承社の復興に努力し今日に至る
御例祭
毎年二月執行
御神徳
信者の開運火防を始めとして交通安全事業繁栄招福除災学業増進諸願成就等御霊験灼らたかにして御神徳をいただくもの多し
昭和六十一年十一月
奉献
勧請者代表
神官 古塚真祥
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最寄駅は、東京メトロ丸ノ内線「新大塚」駅。徒歩約3・4分ほど。
正面から。
鳥居の扁額。
鳥居付近からの眺め。
社殿。
御由緒板。
社殿前のお狐様。
MAP
東京都文京区大塚4丁目49