八雲神社（町田市小野路町）

小野路城の主郭跡にお祀りされている小祠「八雲神社（町田市小野路町）」。

小野路城は平安時代末期に小山田氏の拠点だった小山田城の支城として築かれた平山城。城の主は移り変わっても戦国時代までは使用されていたと云われています。その主郭だった場所にこちらの神社があります。創建年代は不明ですが、牛頭天王がお祀りされかつては「天王さん」と呼ばれていたそう。今は祠の中には武蔵御嶽神社のお札が収められています。

地元に伝わっている話によると、かつて城跡にはふたつの祠があり、それを１箇所に祀ったところ、村で疫病が流行る等災難があったそう。調べてみると、ひとつは天王さん（牛頭天王／素戔嗚命）で、もうひとつは蛇の神様。それをまとめたのがいかにも相性が悪すぎたということで、再び離して祀るようになった、と云います。確かに素戔嗚命と蛇を一緒に祀るのは。。ただ、現在は祠はひとつ（天王さん）しか見当たらなかったように思います。

最寄駅は、小田急多摩線「唐木田」駅。しかし徒歩だと30分以上かかると思います。

神社（小野路城主郭跡）へと続く参道。

参道の中ほどからの眺め。

覆屋前の鳥居。

覆屋。