春日神社(町田市大蔵町)

2024.01.08[ 神社 ]

春日神社(町田市大蔵町)

江戸時代創建・大蔵の総鎮守 春日神社(町田市大蔵町)

江戸時代創建・大蔵の総鎮守「春日神社(町田市大蔵町)」。

江戸時代中期の1707年(宝永4年)に、蔵福寺の法印頼盛が春日大社の御分霊を勧請し創建したと伝わっています。

境内の御由緒板には、以下のように記されています。

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旧鶴川村のほぼ中央に位置し参道の欅の古木が歴史を物語っております。江戸幕府五代将軍綱吉の宝永四年(一七〇七)九月蔵福寺法印頼盛が奈良の春日大社の御分神をいただき創建しております。幕府から朱印地三石を受け厚く保護されました。天保十一年(一八四〇)と明治二十四年(一八九一)に氏子の人々により再建されました。また明治四十二年(一九〇九)四月各地にお祀りされていた七社(白山社・八幡社・住吉社・諏訪社・八坂社・稲荷社二社)を合祀し大蔵の総鎮守として多くの人々の信仰を集めてまいりました。現社殿は昭和九年(一九三四)十月十三日に竣工されました。

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御祭神は、天児屋根命・比売神。

最寄駅は、小田急小田原線「鶴川」駅。徒歩だと、約30分ほど。

東側からの神社外観。

正面の鳥居。両部鳥居です。さらにその奥にもすぐに鳥居があります。

境内の御由緒板。

参道の狛犬。

拝殿前では右大臣・左大臣がお出迎え。

拝殿。

境内社の稲荷社。

境内社の弁天社。社殿の周りには水路が巡らされています。

関東大震災によって倒壊した鳥居等。傍にある案内板『関東大震災と春日神社』には、以下のように記されています。

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大正十二年(一九二三年)九月一日春日神社の例大祭には、氏子や鶴川尋常小学校の生徒等たくさんの人々が、参拝していました。新しく藤田留吉氏より石の鳥居が寄進され、そのお披露目の日でもありました。
午前十一時五十八分、相模湾を震源としたマグニチュード八弱の烈震が発生して新しい石の鳥居が倒壊しました。その後、境内のあちこちに転がっていたものを当時の総代や氏子が整理して記念碑とし、一部を土留めなどに利用してきました。
昭和六年には、藤田留吉氏によって同じ大きさの鳥居が再建され現在に至りますが、震災時に倒壊した鳥居は八十年以上を経て風化し記念としての存在も分かりにくくなってきたため、この度整備することとなりました。
大震災と鳥居の崩壊と言う大惨事にもかかわらず参拝者の方に一人の死傷者も無かったのは奇跡と言えます。
この記念理の整備にあたり、春日神社が長い歴史の中で幾多の困難を乗り越えて今に続くことに畏敬の念を持って体感出来たことに深く感謝し、ここに記します。

春日神社 宮司 池田文彦
総代長 井上爽 総代一同

平成二十五年十一月吉日

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MAP

東京都町田市大蔵町2822

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