驚神社
2018.12.08[ 神社 ]
数々の駿馬を輩出した石川牧の総鎮守として祀られてきた神社
驚神社
数々の駿馬を輩出した石川牧の総鎮守として祀られてきた「驚神社」。
創建年代は不明ですが、古くから石川牧の総鎮守だったと伝わっており、江戸時代には「鷺明神社」と呼ばれていたそうです。
奈良時代に制定された、軍馬の育成施設(牧場)「勅旨牧」のひとつが、この地「石川牧」。武士が駆る馬の産地として、長い間重用された場所でした。鎌倉幕府を開いた源頼朝が所有していたと伝わる名馬「磨墨」、また源頼朝の家臣で「坂東武士の鑑」と謳われる畠山重忠所有の「三日月」もここから献上された馬だったと云われています。
こういった経緯から、「馬を敬う=驚」として、現在まで伝わる社名「驚」になったと云われています。
御祭神は、素戔嗚尊。
最寄駅は、東急田園都市線「あざみ野」駅。徒歩5分ちょっと。
大鳥居。
大鳥居の扁額。
大鳥居をくぐると、すぐに両部鳥居が。その後長い参道を歩いていきます。