野川神明社
2019.05.23[ 神社 ]
「韋駄天」を祀る、全国的にも珍しい神社
野川神明社
「韋駄天」を祀る、全国的にも珍しい神社「野川神明社」。
創建年代は不明ですが、すぐ近くに7世紀後半のものといわれる橘樹官衙遺跡群があり、古くからこの地域が開拓されていたことから、かなり古いものと思われます。また神社境内地自体が弥生時代後期の墓地だったそうです。
江戸時代には上野川村の鎮守として「韋駄天社」と称していましたが、明治期に村内の神明社、子神社、八坂神社が合祀され、神明社と改称されました。
現在の御祭神は、天照皇大神・伊邪那岐命・伊邪那美命・須佐之男命・大巳貴命・韋駄天神。「韋駄天」は仏教の神様。全国的に見ても韋駄天神が主祭神になっているのは非常に珍しいそうです。
最寄駅は、JR南武線「武蔵新城」駅。徒歩だと30分ほど(あるいはそれ以上)かかるかと思います。
大鳥居。西側を向いていますが、この先は第三京浜があります。もしかしたらその工事に伴う変更があったのかもしれません。
社標。
御由緒が刻まれた石碑。
慰霊碑。
手水舎。参道はここで直角に曲がります。
二の鳥居。
注連縄鳥居。その先に拝殿が見えます。
拝殿の横に鎮座している韋駄天像。
野川神明社。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
RICOH THETA SCによる360度画像(2019.4撮影)。