五社乃宮(川崎市多摩区登戸)
2022.03.14[ 神社 ]
仏教にまつわる五つの善神をお祀りしているお宮
五社乃宮(川崎市多摩区登戸)
仏教にまつわる五つの善神をお祀りしている「五社乃宮(川崎市多摩区登戸)」。
1805年(文化2年)に、当時登戸村の名主だった井上文平という人が、私財を投じて社殿を造営し五善神を祀ったのが起源と伝わっています。
『五社の宮碑』と刻まれた石碑には、略縁起として以下のように記されています。
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文化二年七月登戸村名主井上文平上下栄昌家内繁栄子孫長久祈願の為巨費を以って堂宇並に御宮殿を造営し五善神を祀る 而して五社の宮拝礼渇仰祈願の者をして祈願皆令満足巨益を●●ること多からしむ
本年あ●●●明治開化百年を迎えるに当り有志相寄り浄財を寄進し記念碑を造立し永く後代に傳う
龍燈山善立寺三十世玄光院日守謹之
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(※●は解読不能文字)
御祭神は、妙見大菩薩・大国尊天神・鬼子母尊神・三十番善神・毘沙門尊天。お祀りされている神様のお名前からすると、神社ではない気がしますが、、一応このブログでは「神社」括りでご紹介します。
最寄駅は、JR南武線・小田急小田原線「登戸」駅。徒歩約5分ほど。
外観。
御由緒の刻まれた石碑。
MAP
神奈川県川崎市多摩区登戸2234