鍛冶稲荷神社(荒川区西日暮里)
2025.12.29[ 神社 ]

江戸時代初期に創建されたと伝わるお稲荷さま
鍛冶稲荷神社(荒川区西日暮里)
江戸時代初期に新堀村内に創建されたと伝わるお稲荷さま「鍛冶稲荷神社(荒川区西日暮里)」。
江戸時代初期に、かつて新堀村(現在の日暮里町)にあった長善寺(実蔵坊)の境内にお祀りされたのが起源と伝わっています。その後1656年(明暦2年)に現在地に遷座しました。
境内に掲げられている御由緒板には、以下のように記されています。
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鍜治稲荷神社綠起
当正一位鍛冶稲荷大明神は、伏見稲荷大明神を主神として江戸時代の初期、実蔵坊(現在、杉並区高円寺 長善寺)の地内、北豊島郡新堀村大字谷中本字居村上に創建され、のち明暦二年当地に遷座されたと伝えられています。
当時から火伏せの神として村人の厚い信仰をあつめました。
近年は家業の繁栄・交通安全・学業成就・家内の安全を祈る参拝者が多くなっております。
ここ谷中本(現在の西日暮里二丁目)は、生姜が多く作られていました。以来、谷中は生姜の代名詞として有名です。
社殿は、昭和二十年の空葉で焼失したのち現在の地に移り昭和四十九年五月に改築されました。
毎年五月に行われる例祭は、遠く農業を営んでいた先祖から引き継いでいる行事です。
平成三年十一月吉日
鍜治稲荷譜
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なお、上記御由緒に出てくる「谷中生姜」ですが、江戸時代には確かに産地だったのですが、現在はこの地では栽培されていないそう。
最寄駅は、JR山手線「日暮里」駅、あるいは「西日暮里」駅。どちらからも、徒歩約5分ほど。
外観。
正面から。
御由緒板。
鳥居の前から。
社殿。
社殿前からの境内の眺め。
MAP
東京都荒川区西日暮里2丁目50