荒神社(横浜市港北区新羽町)

2018.11.13[ 神社 ]

荒神社(横浜市港北区新羽町)

鶴見川水系・大熊川沿いの高台に残る、荒魂を祀った小祠 荒神社(横浜市港北区新羽町)

鶴見川水系・大熊川沿いの高台に残る小祠「荒神社(横浜市港北区新羽町)」。

創建年代は不詳。「荒神」そのものについては諸説ありますが、こちらでは火産霊神、奥津彦神、奥津姫神を御祭神としていたと伝わっています。

この場所は、すぐ下を流れる大熊川はいうまでもなく、鶴見川の氾濫にも悩まされてきた地域かと思われます。低い場所にある家は、今でも1階は駐車場だったり、あるいは1階部分のない(鉄骨だけ下にあるタイプの)家が多く見受けられます。祠は、そこから数メートル上の崖の上に祀られています。

ちなみにこの大熊川、「鶴見川の支流」とまとめてしまうのは簡単ですが、、実際には現在の新羽と大熊町を隔てていた存在。新羽方面に抜けられる切り通しは、戦後に開通したようです。現在でも、この切り通し以外ではこの地域の東西を結ぶ道は驚くほど少ないです。

新羽杉山神社によると、明治期に新羽杉山神社に合祀されたとあります。現在の祠は「元宮」にあたるのではないかと思われます。お詣りした時は、近所のお宅の可愛いワンちゃんに「不審者が来た!」と吠えられてしまいました(ごめんなさい。。)。

最寄駅は、横浜市営地下鉄ブルーライン「北新横浜」駅。徒歩7・8分ほどでしょうか。

川に近いところを通る道からは、この参道(?)を登っていきます。

こじんまりとしていますが、綺麗に手入れされているように思います。

社殿の脇に掲げられている御由緒。

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