家内喜稲荷神社（中央区日本橋室町）

本銀通りに鎮座している稲荷さま「家内喜稲荷神社（中央区日本橋室町）」。

「本銀通り」は「ほんしろがねどおり」と読むのだそう。2015年に命名されたのですが、それはもともとこの辺りが「本銀町（ほんしろがねちょう）」と呼ばれていたことに因むもの。銀細工の職人さんが多く住んでいたのだそうです。

「家内喜」は「やなぎ」と読むのだそうです。これは縁起を担いだ当て字で、関東で結納等で用いられる（私は関東出身ですが知りませんでした。。）赤い漆塗りの樽に入れた日本酒のことを「家内喜多留（やなぎだる）」と記す、とのこと。ということから、もともとは「柳稲荷」なのかもしれません。勉強になります。。

と、通りの名や社名について書いてきましたが、、創建年代や御由緒等、詳細は残念ながらわかりませんでした。

最寄駅は、JR総武線「新日本橋」駅、あるいは各線「神田」駅。

神社外観。

正面の鳥居。

境内の様子。

社殿。

社殿前のお狐様。

鳥居に掲げられた扁額。