師岡熊野神社
2017.01.23[ 神社 ]
関東随一大霊験所・四代に渡る天皇の勅願所となった由緒正しい古社
師岡熊野神社
724年に全寿という僧侶によって開かれたという「師岡熊野神社」。空から降って来た熊野大権現の神札をこの地に納め祀ったのが始まりと伝えられています。
さらに885年に光孝天皇の勅命により勅使が下向し「関東随一大霊験所熊埜宮」の勅額を贈られました。その後宇多、醍醐、朱雀、村上と4代の天皇の勅願所とされたことからも「関東随一大霊験所」の威光が感じられます。
旧氏子地域も、東は綱島から南は東神奈川、神大寺周辺からさらに羽沢・菅田に北は小机まで、かなりの広域、計33村。まさに「横浜北部の総鎮守」です。
御祭神は伊邪那美尊、事解之男命、速玉之男命。御社紋は「八咫烏」。
「天皇の勅願所」という経緯を持つ神社ですから、どうしても叶えたい願いがあるなら是非お詣りを。
「い」の池。この池をさらうと雨が降ると伝えられ、雨乞神事も行われたそう。
「の」の池。かつて落雷で出火した際に御神体を投げ込み守ったと伝えられています。なお「ち」の池は、今は埋められて公園になっているとのこと。
ぱっと見は大したことなさそうですが、この階段、意外と?きついです。。