溝口神社
2019.05.17[ 神社 ]
溝口村の鎮守だった赤城大明神が起源の神社
溝口神社
溝口村の鎮守だった赤城大明神が起源の「溝口神社」。
創建年代や御由緒は不明ですが、神社に残る棟札によると江戸中期の1709年(宝永5年)に社殿の造営(あるいは再建)が行われたそうで、それ以前からこの地に祀られていたものと思われます。
江戸時代にはご神体は『神女神男神の二體なり、其さま男神は毘沙門に似たるものにて、右手に玉を持つ、女神は辨財天の如き像』(『新編武蔵風土記稿』)だったのですが、明治期の神仏分離により、伊勢神宮から天照皇大神の御分霊を勧請、「溝口神社」と改称しました。
現在の御祭神は、天照皇大神・日本武尊。
そのあたりの経緯を聞きたいと思っていたのですが、社務所でお伺いすると『辨財天は祀っていません』の一言しかいただけませんでした。無念。いや、きっと聞き方が悪かったんです。失礼しました。
最寄駅は、JR南武線「武蔵溝ノ口」駅、東急田園都市線「溝の口」駅。
なお、御朱印画像は社名の入っている部分の半分だけ掲載しましたが、実際にはこの倍のサイズがあります。
入り口。右に社標が見えます。
参道の鳥居。
ご由緒の書かれた案内板。
拝殿。
境内社の稲荷社。