南千住熊野神社(荒川区南千住)
2025.06.29[ 神社 ]
源義家の逸話が伝わる熊野社
南千住熊野神社(荒川区南千住)
源義家による創建と伝えられる「南千住熊野神社(荒川区南千住)」。
1050年(永承5年)、前九年合戦に向かう途中の源義家が荒川(現隅田川)を渡る際に、鎧に納めていた熊野の神幣を取り出し渡河を祈願し無事渡れたことから、熊野神に感謝してここに神社を創建したと伝わっています。また江戸時代には千住大橋の守護神として祀られていました。
荒川区教育委員会による案内板『熊野神社』には、以下のように記されています。
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創建は永承五年(一〇五〇)、源義家の勧請によると伝えられる。
大橋を荒川(現隅田川)にかける時、奉行伊奈備前守は当社に成就を祈願し、文禄三年(一五九四)橋の完成にあたり、その残材で社殿の修理を行なった。以後、大橋のかけかえごとの祈願と社殿修理が慣例となった。
また、このあたりは材木、雑穀などの問屋が立ち並んで川岸とよばれ、陸路奥州道中と交差して川越夜舟が行きかい、秩父・川越からの物資の集散地として賑わった。
荒川区教育委員会
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尚、普段は門扉は施錠されており境内には入れません。外から撮影のみで、残念ながらお詣りはできませんでした。
最寄駅は、各線「南千住」駅。直線距離なら、京成電鉄本線「千住大橋」駅の方が若干近いかも。
神社外観。
正面から。門扉は閉ざされていて、中には入れませんでした。
ということで、外からズームにて社殿を撮影。
荒川区教育委員会による案内板。
MAP
東京都荒川区南千住6丁目70