別所白山神社（横浜市南区別所）

古くから旧久良岐郡別所村の鎮守として祀られていた「別所白山神社（横浜市南区別所）」。

創建年代は不明ですが、古くから旧武蔵国久良岐郡別所村に祀られていたと云います。江戸時代には村の鎮守となり、明治期には村社に列し、村内の日枝神社・伊勢社・八幡社・浅間社・山神社を合祀しました。

拝殿に掲げられている『白山社由緒』には、以下のように記されています。

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白山社（通称白山神社）は横浜市南区別所町に鎮座し、往古の由緒は詳でないが、古来より久良岐郡別所村一帯の産土神社である。新編武蔵風土記稿に「白山社除地二段小名寺谷見通の辺にあり、村の鎮守なり。社は二間に九尺南向にして古木繁茂せる山上にあり」とある。
明治六年村社に列せられ、同四十一年十一月八日に村内無格社の日枝神社・伊勢社・八幡社・浅間社・山神社の五社を合祀し、祭神は菊理姫命・天照大神・品田別尊・木花開耶姫命・大山積命の五柱である。
明治二十年四月社殿再建、その後草葺屋根を瓦葺にかえ今日に至るも、永き風雨に社殿の傷むところある故、氏子総代発議により、平成四年八月銅板にて御屋根葺替、浜縁改修、手水舎改築その他社殿改修神域整備事業を行い別所町氏子有志を始め広く崇敬者より浄財を募り、ここに完成の喜びを見るに至る。
境内神社は左の二社である、。
秋葉神社　石祠　祭神は鳴神雷神
稲荷神社　祭神は稲倉魂命
そのほかの祠碑は、大神宮祠・浅間神社祠・陽石祠・庚申塔がある。

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御祭神は、菊理姫命・天照大神・品田別尊・木花開耶姫命・大山積命。

現在は蒔田杉山神社の兼務社となっているようです。

最寄駅は、京浜急行本線・横浜市営地下鉄ブルーライン「上大岡」駅。徒歩約15分ほど。

神社外観。

鳥居の先の石段を登ります。

狛犬がお出迎え。拝殿はもう一段上。

拝殿。

拝殿に掲げられている御由緒。

境内社と、石塔群。