三河島三峯神社(荒川区荒川)
2025.12.25[ 神社 ]

明治通り沿いにお祀りされている神社
三河島三峯神社(荒川区荒川)
明治通り沿いにお祀りされている「三河島三峯神社(荒川区荒川)」。
創建年代は定かではありませんが、江戸時代に三峯講の人々によって勧請・創建されたものではないかと伝わっています。
境内には1896年(明治29年)に廃寺となった仙光院から移された「袈裟塚耳無不動」があります。神社入口にある掲示板には、以下のように記されています。
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袈裟塚耳無不動
光三郎(仙光院九世住職光慧)とお絹の情愛物語は、袈裟塚の耳無不動伝説として今も伝承されている。
伝承によれば、悪い病いで耳が落ち腰も抜けた光慧は、仙光院門前に袈裟塚をつくり不動明王を安置して、村内の五穀豊穣と往来安全を祈願したという。宝暦十年(一七六〇)建立のこの不動尊台座には、「東叡山領」や道しるべの文字が刻まれている。また、この不動を題材に、江戸の戯作者山東京伝の『三河島御不動記』という黄表紙が寛政元年(一七八九)に板行された。
明治二十九年、明治通り北側から三峰神社内に移された。
荒川区教育委員会
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『光三郎とお絹の情愛物語』については、こちらのサイトが参考になるかと思います。
最寄駅は、都電荒川線「荒川区役所前」駅。徒歩約5分ほど。JR常磐線「三河島」駅からも徒歩約7・8分ほどです。
入口の鳥居。
参道の様子。
社殿前の鳥居。
社殿。
社殿前のお犬様。
袈裟塚耳無不動尊。
MAP
東京都荒川区荒川3丁目22−10