大鳥神社
2017.04.17[ 神社 ]
目黒区内最古のお社・「鳥明神」として慕われた目黒村総鎮守
大鳥神社
「鳥明神」と呼ばれていた目黒村総鎮守「大鳥神社」。
もともと国常立尊を祀った神社があったと伝わるこの地に、日本武尊が東征の際に立ち寄り、平定の祈願とともには以下の家臣の眼の病の平癒も合わせて祈願したそう。その後どちらも叶ったことから、十握剣(とつかのつるぎ)をこの神社に献げたと伝わっています。この剣は現在も「神宝」として残っているそうです。
その後、日本武尊の霊が白鳥として現れ、806年に社殿が建立されて以降は「鳥明神」として祀られるようになったと言われています。目黒区内では最古の神社と言われており、また室町時代に描かれた「長禄の江戸図」には大鳥神社を含め九社しか記されていないことから「江戸九社」のひとつに数えられるそうです(実際のところこの時代には江戸にははるかに多くの神社があったのですが。。)。
御祭神は日本武尊、相殿に国常立尊、弟橘媛命。
最寄駅はJR山手線「目黒」駅。徒歩10分ほど。駅から神社に向かう途中で渡る「目黒川」近辺は、言うまでもなく?桜の名所です。
お詣りした時期は社殿の修復工事中でしたが、2017年夏頃には終了するそうです。「酉の市」の頃には化粧直しされた社殿が見られることと思います。