留富崙稲荷神社

「川崎ルフロン」の屋上に鎮座するお稲荷さま「留富崙稲荷神社」。その名もズバリ「留富崙（るふろん）」です！

かつてこの地に工場のあった三菱電線工業株式会社の前身・東京製線株式会社の守護神として祀られたのが起源と伝わっています。

「留富崙稲荷　ご由緒」と書かれた案内板には、以下のように記されています。

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当「留富崙稲荷」は、ショッピングセンター・ルフロンの発展と従業員の安寧を祈ってまつられました。
当神社は、大正八年この地に崎山家が開設いたしました東京製線株式会社の守護神として、京都の伏見稲荷大社から御神霊をいただいてまつられました。
同社は東京日本電線株式会社、日本電線株式会社、大日日本電線株式会社、三菱電線工業株式会社と会社名を変えつつも、一貫して電線ケーブルの生産にあたってまいりました。
昭和五十四年、時代の趨勢に鑑み工場設備を埼玉県熊谷市に移し、この地を商業・業務・住宅施設として開拓することにいたしました。昭和六十三年三月、その最前面に完成オープンしたのが当ルフロンです。
ルフロンとは、英語のフロントと同意味のフランス語で、一般公募の中から選ばせていただきました。新しい情報・文化の最前線基地たらんとの決意と期待を込めて名付けたものです。
右建設期間中、御神霊は地元稲毛神社にお預かりいただきましたが、完成後再びここにおまつりするに当たり、同神社市川宮司のお言葉により「留富崙稲荷」と改名いたしました。
以来十年、創設から数えて七十八年由緒のある当神社も御宮の損傷が激しく、風雪に耐え難くなり平成十年三月にルフロン開業十周年を迎えるに当たり、御宮を新しくし更なる発展を祈念することにいたしました。
ご承知のように、お稲荷さまは、商売繁盛・家内安全・縁結び等々広く深くご利益（りやく）をお持ちの神様です。
ご来店の皆様にもご参拝いただきたく存じます。

平成九年十一月吉日

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最寄駅は、JR各線「川崎駅」。