鐵神社(横浜市青葉区鉄町)
2022.01.26[ 神社 ]
戦国時代の創建と伝わる「鐵神社(横浜市青葉区鉄町)」。
天文年間(1533〜1555年)に創建されたと伝わっています。創建当時どのような形だったのかは定かではありませんが、江戸時代には中鐵村の鎮守として「青木明神・杉山明神」として祀られていました。明治元年に上・中・下鐵村の三ヶ村が合併した際に、村名をとって社名も「鐵神社」に改称されました。
境内に掲げられている「由緒・沿革」には、以下のように記されています。
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新編武蔵風土記稿に拠ると天文年間(一五三二〜一五五五)勧請し創建されたと伝えられる。
以前は青木明神・杉山明神と称していたが明治初年に上・中・下鐵村の三ヶ村が合併して鐵村となり神社名も「鐵神社」に改称した。
旧本殿が二殿あったが昭和四年(一九二九)改築した時本殿を一つにまとめた。
この年、神饌幣帛供進社に指定され以来鐵上中下の総鎮守として篤く崇敬されている。
昭和三十八年(一九六三)神社境内地東北農地に私立桐蔭学園建設に伴い参道を拡張する。現在の社殿は昭和四十二年(一九六七)改築建立されたものである。その後昭和四十五年(一九七〇)四月に学業の神天満宮を本殿に合祀した。
なお鳥居は昭和四十九年(一九七四)に建立したものである。
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「杉山明神」はこの地域に多くある「杉山神社」のことと思われます。「青木明神」については詳細はわかりませんが、もしかしたらこの地域にも近藤一族が来ていたのかも?(横浜市栄区の青木神社は、近藤一族が建立したと伝わっています)
現在の御祭神は、伊弉諾尊・五十猛尊・菅原大神(菅原道真公)。
現在は柿生の琴平神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、東急田園都市線「市が尾」駅。徒歩だと30分以上かかると思います。。
正面の鳥居。「桐蔭学園」のバスロータリーから撮影。
拝殿。
拝殿に掲げられた扁額。
境内社の山倉山大六天王尊。
境内社の瘡守稲荷。
境内にある御由緒板。
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神奈川県横浜市青葉区鉄町1553