久が原東部八幡神社
2020.02.23[ 神社 ]
8世紀創建・馬込領久ヶ原村の鎮守として祀られていた神社
久が原東部八幡神社
8世紀創建・馬込領久ヶ原村の鎮守として祀られていた「久が原東部八幡神社」。
765年、豊前国・宇佐八幡宮の御分霊を勧請し創建されたと伝わっています。江戸時代に久ヶ原村が2つに別れたことにより、それぞれに八幡神社が祀られ、こちらは馬込領久ヶ原村の鎮守として祀られていました。
境内に掲げられている御由緒には、以下のように記されています。
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御創建は天平神護年間(七六五)と伝えられ、豊前(大分県)の宇佐八幡宮より御分霊を勧請奉斎、久が原台地の一番の高所に祀られた。徳川氏が入国してから、東側の馬込領(向・むかい)西側の六郷領(原・はら)二分され、当社は馬込領久が原村の「鎮守さま」として地域の住民から厚い信仰を受けて来ました。
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御祭神は、誉田別命。
久が原西部八幡神社と久が原東部八幡神社、どちらが「元」なのかについては両神社とも触れていないので不明ですが、『久が原台地の一番の高所』ということならこちら久が原東部八幡神社です。
現在は徳持神社の兼務社となっています。
最寄駅は、東急池上線「久が原」駅。徒歩5分ちょっと。
外観。
鳥居と社標。
拝殿。現在の内本殿は1845(弘化元)年、拝殿は1862(文久2)年の造営とされており、大田区の有形文化財に指定されています。
拝殿前の狛犬。
境内にある御由緒板。
境内社の稲荷社。
久が原東部八幡神社。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
RICOH THETA SCによる360度画像(2020.1撮影)。