金刀比羅大鷲神社
2018.12.16[ 神社 ]
横浜・港崎遊郭の守護神として祀られた金刀比羅神社が起源
金刀比羅大鷲神社
横浜・港崎遊郭の守護神として祀られた金刀比羅神社が起源の「金刀比羅大鷲神社」。
幕末の横浜開港にあたり、新しく設けられた港崎遊郭(みよざきゆうかく・現在の横浜公園一帯)に、岩亀楼の主人・佐藤佐吉が讃岐の金毘羅大権現を勧請し守護神として祀ったのが起源と言われています。その後数度の遷座の末、1882年(明治15年)に現在地に鎮座しました。大鷲神社は、1866年の大火後に港崎遊郭が高島町に移転した際に、江戸・吉原に倣い祭祀するようになったそう。以来、酉の市でにぎわうようになったそうです。
震災や戦災などで度々焼失したものの、現在の社殿は1988年(昭和63年)に再建されました。
御祭神は、大物主之命・崇徳天皇(金刀比羅神社)・天之鳥船命(大鷲神社)。
現在は「横濱開港神社巡り」のひとつになっています。
最寄駅は、横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋」駅。徒歩5分ほど。レトロな雰囲気の残るアーケード商店街「横浜橋通商店街」に隣接した場所にあります。
拝殿。
境内社の稲荷社。
すし塚。