小向八幡神社
2020.05.05[ 神社 ]
神奈川県指定無形民俗文化財「小向獅子舞」が奉納される八幡さま
小向八幡神社
神奈川県指定無形民俗文化財「小向獅子舞」が奉納される「小向八幡神社」。
創建年代は不明ですが、寛文7年(1667年)銘の棟札があったということから、遅くともこの頃には鎮座していたと思われます。
御祭神は、応神天皇。
川崎市教育委員会による「小向獅子舞と八幡大神」と書かれた案内板には、以下のように記されています。
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小向獅子舞は、享保年間(一七一六~一七三五)に日義という僧によって伝えられたといわれております。現在では、毎年八月第二日曜日に小向獅子舞保存委員会によって八幡大神境内で舞われています。
この獅子舞は、二頭の牡獅子と一頭の牝獅子、軍配と御幣を持つ素面の中立、笛、大太鼓、ささらなど、子供を含めた老若男女によって舞われます。前夜、出演者全員が行列で町内を一巡する「練込み」に始まり、当日は牝獅子をめぐって牡獅子が争うという、いわゆる牝獅子隠しの形式で舞われます。
小向獅子舞は、平成十三年二月十三日、神奈川県指定無形民俗文化財に指定されました。
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最寄駅は、JR南武線「鹿島田」駅、あるいは「矢向」駅。
真新しい鳥居と社標。
拝殿前の鳥居。境内は駐車場になっているようです。