小石川大神宮
2017.09.20[ 神社 ]
20世紀に創建された、伊勢神宮の遥宮
小石川大神宮
伊勢神宮崇敬者総代を務めた佐佐木勝造氏の提唱により勧請・創建された「小石川大神宮」。
昭和41年(1966年)に特別神璽を奉戴。これは通常、海外公民団の申請があった際にのみ授与されるものなのだそうですが、特別に認められ、伊勢神宮の分神たる社格と由緒を持つお社として「遥宮(とうのみや)」と位置付けられています。
現在の社殿には、第61回神宮式年遷宮(1993年)の際の月讀宮の古材が使用されています。
御祭神は、天照皇大神。
伊勢信仰と言えば古くから「神明宮」、近年では「天祖神社」という名称で東京近郊にも多く残っていますが、1966年創建というかなり新しい神社ながら特殊な経緯のあるお社です。
最寄駅は東京メトロ丸ノ内線・南北線・都営大江戸線「後楽園」駅。徒歩2・3分ほど。
佐佐木勝造氏の銅像。
お社は大通りから脇道に入ったところにあるビル(佐佐木ビル)の一角に鎮座しています。