木曽金刀比羅神社(町田市木曽西)
2022.02.15[ 神社 ]
江戸時代に、傳重寺の境内に創建されたこんぴらさん
木曽金刀比羅神社(町田市木曽西)
江戸時代に、傳重寺の境内に創建されたこんぴらさん「木曽金刀比羅神社(町田市木曽西)」。
江戸時代後期の1808年(文化5年)に、讃岐の金刀比羅宮より御分霊を勧請し傳重寺の境内に創建されたのが起源と伝わっています。
境内にある御由緒板には、以下のように記されています。
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文化五年(西暦一八〇八年)三月吉日、傳重寺第十四世誉原浄の時代に四国讃岐金刀比羅宮より御分霊を境内に勧請したとの同年の木札が現存する。明治以前の神仏習合の時代には祭神は金毘羅大権現とよばれていた。今も金刀比羅宮を「こんぴらさん」とよぶのはそのためである。
金刀比羅とは古代インドのガンジス河に棲むワニを神格化した河の神クンビーラのこととされる。河をゆきかう船の安全を見守る神でもあった。
古来海上交通の守護神として信仰されていたが、現代の車中心の社会では交通安全を見守る守護神として信仰を集めている。
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現在も、入口こそ分かれているものの、実質「傳重寺の境内」といって良い場所にお祀りされています。
現在の御祭神は、大物主神。
最寄駅は、JR横浜線「古淵」駅。徒歩約15分ほど。
正面からの眺め。
鳥居の扁額。
拝殿。
拝殿前の狛犬。奥に見えるのが傳重寺。
境内社。
MAP
東京都町田市木曽西5丁目19−8