塩浜神明神社

2018.01.18[ 神社 ]

塩浜神明神社

川崎・塩浜新田村の鎮守として祀られてきた神社 塩浜神明神社

江戸時代中期の1679年に創建された「塩浜神明神社」。

江戸幕府による塩田開発奨励に伴い、1671年に当地に「塩浜新田村」ができ、その村の鎮守として創建されました。この地を開墾した池上家によって建立されたと伝わっています。

江戸時代には「江戸名所図会」に『風光甚だ佳景なり』と謳われるほど風光明媚な場所だったようですが、現在は沖に向けて大きく埋め立てられ、海ははるか先になってしまいました。

幕末から明治初期にかけてコレラが流行した際、村の女性が髪を切って奉納し、神明さまの御神徳によって村は難を逃れたという逸話が残っています。

御祭神は、天照皇大神。

現在は若宮八幡宮の兼務社となっています。

最寄駅は、京浜急行電鉄大師線「産業道路」駅。徒歩約20分ほどでしょうか。

境内社の「塩釜神社」。塩浜神明神社とほぼ同時期の創建と云われています。

境内社の「塩浜稲荷社」。戦後にこちらに遷座しました。

左の手前が塩浜神明神社の拝殿、右に写っているのが塩釜神社。

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