汐留稲荷神社
2018.01.19[ 神社 ]
地域の発展に寄与した池上幸豊を祀る神社
汐留稲荷神社
1761年(宝暦11年)に、池上新田の守護神として創建された「汐留稲荷神社」。
現在の御祭神は、豊受大神、大物主神、崇徳天皇、池上太郎左衛門。
池上太郎左衛門とは、池上本門寺を造った池上宗仲の末裔・池上幸豊のこと(「太郎左衛門」は代々引き継がれていた家主としての名称のようです)。幸豊の曽祖父の時代に大師河原村に移住、代々名主を努めてきました。幸豊の代に江戸幕府の許可を得て開墾した「池上新田」は宝暦年間に完成、その後も製塩や果実栽培など、地域の発展の基礎を築いた偉人だったと伝わっています。
現在は若宮八幡宮の兼務社となっています。
最寄駅は、京浜急行大師線「川崎大師」駅。徒歩約20分ほど。
「池上幸豊翁乃碑」。
鳥居横の社標。